魚の感想

twitterの外付けの感想置き場として使っています。

魚の朝食 松屋の定番朝定食

普段は朝食を食べないタイプなのに、ひょんなタイミングでたまに食べたりする。たまにしか食べないので頭がフワフワしている状態で食べる。眠い。

 

そんな僕の朝食レビュー

 

平日出勤

なぜか今日は早く起きたので早めに家を出る。珍しい朝だ。

 

あぁ、朝ご飯とか食べちゃおう……

 

通勤路の途中にある松屋には、引っ越したばかりでまだ通勤の感覚が分からず毎日早めに家を出ていた頃にお世話になった。

人は慣れると怠慢になるもので、出勤時間の感覚を掴んでからはギリギリまで寝ている。だから朝食など食わない。

 

久しぶりに松屋の朝のヤツを食べよう。なんだか懐かしい気分だ。

 

「定番朝定食」。あ〜そうだ、そんな名前だった。

 

選べる小鉢……確かいつも牛皿にしてたな。というか松屋だからなぁ……牛丼の具、食いたいよなぁ

 

せやった、せやった、と思い出しているとすぐ来る。

 

はやい

 

ごはん

味噌汁

白菜の漬け物

生たまご

牛皿

海苔

 

海苔……

 

海苔、いる……?

 

海苔が好きな人には申し訳ないけど、このメンバーに海苔、いるかな? っていつも考えてた。

 

たまご割る。朝の雑さが出てちょっと失敗する……

たまごは皿に入れて混ぜる。しょう油は入れない、素材派気取り

 

たまごは一旦置いといて、

 

牛皿ちょっとつまむ

 

あ〜おいしいね

 

すかさずごはん、口の中でいつもの牛めし

 

あぁ〜おいしい

(朝のボキャブラリーの貧しさよ……)

 

ここに漬け物を介入。ごはん、牛皿、漬け物の三角関係

 

うひょ〜うまい

 

牛皿の甘いつゆとごはんのマッチは言わずもがな、冷たい漬け物の塩辛さとごはんの組み合わせもまさに“定番”としての強さがある。

 

どちらも単体でごはんと戦えるパートナー、その2人を1度で口に入れる贅沢さよ

 

ごはんのパートナーの座を奪い合う漬け物と牛皿を、あと一口くらい味わう

 

そしてここで援軍投入

 

たまご。

 

たまごを牛皿に入れる。ごはん、牛皿、たまご、漬け物の四重奏(カルテット)

 

ん〜!

 

てか、もはや“すき焼き”だなこれは〜

たまごと牛肉と野菜とごはん一緒に食べたらすき焼きだぞこれは〜

 

小休止、味噌汁。

あったけぇ〜〜〜

 

朝から贅沢過ぎるぞこれは〜すき焼きだもん。朝からすき焼きだもん〜

 

いやぁ〜……

 

……

 

……海苔、いる?

 

海苔、ちょっと1枚食べるか。4枚くらい入ってるけど

 

うん。海苔だ。

 

海苔、別に嫌いじゃないけど、このメンツの中に混ぜるのはちょっと分が悪いというか、可哀想というか……

 

食べ進める。

 

プチすき焼き定食を食べ終える。

味噌汁があったかい。松屋の味噌汁は薄っすいがあったかい

 

食べ終えた牛皿を見ると、つゆとたまごのブレンド液が残される。

 

これを、飲む。

 

ちょっと恥ずかしい。ちょっと恥ずかしいがこれを残しとくのは勿体ない。

すかさず、少しだけ残しておいたごはんを食べる

 

牛皿のつゆとたまごが絡み合い、牛皿たまごトッピングの味になる。そりゃそうだ、想像通りだ。

 

だがそれが嬉しい、うまい〜

 

あぁ、牛めし再上映(リバイバル

 

贅沢だなぁ〜……

 

……

 

……海苔、いる?

2019年の振り返り ~主に仕事のツイートを掘り返す~

こんばんは、2020年の魚の精巣です。

 

去年は初夢のことについてブログを書いたんですが、今年の初夢は全然面白くなかったので止めます。

 

 

おもんない初夢の話はやめて、今回は2019年の振り返りをしつつ、ちょっと今年の抱負を語る回にしようかなと思います。

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ブログ書いた気になる方法

こんにちは、手が玉ねぎ臭い魚の精巣です。

 

最近僕のツイッターのTLに「ブログやりたいけど文章書けねぇ〜」みたいなことを言っている人がちょくちょくいるような気がするので、今回はすごい簡単にブログっぽいものを作る方法を紹介することでブログ仲間を増やそうかなと画策したいわけであります。

 

なんだか上から目線っぽくなってしまったんですが特に偉くないです。特に大したことないです。

 

ズバリ言っちゃうとツイートの切り貼りをしちゃえば文章書かなくてもブログっぽいものできるんですよね、ええ、手抜きですが。

 

でもツイッターって短文のブログみたいなものだし、いいんですよ。それで自分が満足しとけばいいんですよ。だって文章書くのめっちゃ難しいんだもん……!

 

ちなみにツイッターの切り貼りブログはアフィブロガー達が一時期めっちゃ作ってました。記事量産するには楽ですからね。

 

1.ツイッターと連携できるブログサービスに登録する

してください。はてなブログとか登録してください。

 

僕ははてなブログしかわかんない。

 

はてなブログのアプリはめちゃくちゃ使いにくいんですが、今回はスマホ一つで作ることにこだわるので、アプリ使って書いていきます。

 

2.連ツイする

とりあえず連続でなんかツイートしておきます。

今回は大晦日にクラムチャウダーのリゾットを作ったのでその連続ツイートを使います。

 

別に料理じゃなくても旅行に行ったこととか、ゲームのスクショとか、ちょっと外出たとか、映画の感想でもなんでもいいんで、とりあえず連続ツイートします。

 

途中で全くいいねが付かずに「これクソつまんないツイートしてるんじゃないか?」って我に返ってもブログのためにツイートしてるんだと考えて開き直ってください。

 

3.ツイート全部貼る

ツイッターとブログサービスを連携させてブログに使いたいツイートを最初に全部貼ります。なるべく最初に貼っておいた方が面倒くさくないです。

 

はてなブログだと昔のツイートを探して貼り付けるのが面倒なので気を付けて下さい。

 

あと、なるべく時系列順に貼った方が読む方にわかりやすくていいです。

 

こんな感じ↓

f:id:shirako_dayo:20191231183034p:image

 

もうこの時点で8割できました。お分かりでしょうか? メインはブログじゃなくてツイッターなのです。

 

4.ツイートの補足的なものを付け足す

そもそもなんでそういうツイートをしたのか、このツイートをしたときの気持ち、前後の出来事とかを貼り付けたツイートの前後に時系列を気にしながら書いていきます。

 

この時こうだったんだよな〜みたいな感じです。

 

ってわけで、下に書きます。

 

ーーー

いや、こんな調子で書き始めると、まるでブログ書くためにクラムチャウダーのリゾット作ったかのように思われるかもしれないんですけれど、違いますよ?

 

牛乳の賞味期限が3日前に切れたんですよ。そんで加熱したいからクラムチャウダーの缶をかったら、缶にレシピのサイトが載ってたんで、それを見ながらリゾット作ったんですよ。

 

鮭は高いし、切るのが面倒だし、パックの切り身の量が多かったので、買いません。

 

全部作ったあとふりかけみたいな感じで上から鮭フレークをかければ一緒なんですよ。

 

最近デスストランディングやってるんですけど、カイラルアレルギーってやつで涙が出てくるんですよ。玉ねぎ切った時と同じじゃん……っていう……

 

すこし大きなブロックになっても男の料理だから……って自分に言い訳して生きていこうな。

 

ちなみに世の中の3割のアヒージョはオリーブオイルではなくサラダ油らしいです(ウソです)

 

白ワインを飲みます。

 

白ワインを飲み始めたので世界の真理に近づいていますね。

 

白ワインを飲んだので楽しくなってきていますね。

 

白ワインを飲んだので気持ちが良くなっていますね。

 

白ワインを飲んだので失敗しましたね。

白ワインと水を間違えて、ゆっくり入れないといけない水を一気に入れてしまいました。水のアルコールを飛ばそうとしてました。

 

バーカ!!

 

男の料理だから……男の料理だから……

 

クラムチャウダーのリゾットを作っている途中でお腹が空きすぎてここで年越し蕎麦タイムに入りました。

 

年越し蕎麦を摂取したことで満腹感と引き換えにリゾットを作るモチベーションが急速に減っていくのを感じました。

 

年越し蕎麦食ってたら正直さっきまでゲロみたいな見た目だったフライパンの中身がちゃんとリゾットみたいになってる!? やったー!!

 

あとはクラムチャウダーの缶詰と賞味期限切れの牛乳を入れて煮立てれば完成です! なんか赤いけど!

 

クラムチャウダーの缶詰なんですけど、中身が固形だったんでビックリしました。

 

ここで出た鮭フレーク! そしてパルメザンチーズ! あとついでにコショウもかけると良かったです

 

結果まぁまぁ美味かった!

でもクラムチャウダーの缶詰の味が濃過ぎて鮭フレークの味が空気でしたね。やっぱ鮭要りますね。

ーーー

 

って感じです。

どうですか? なんかブログっぽくね?

 

こうすると文章らしい文章はほぼ書かず、ツイッターみたいな短文のみでブロブっぽくなるという手抜き技です。

 

いいんですよもう、自分が満足すればいいんです……僕はもうかなり満足してますよ……

 

晦日のテレビ見ながら書いてたら結局いつもどおりダラダラ時間かかっちゃった。

 

文章が書けなくてもブログなんとかなりますよ。みんな……やろうぜ! まぁ僕もかなり更新頻度低いけどな!

 

今年のブログはこんな感じで締めていこうかな……

本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

良いお年を〜

スター・ウォーズ/エピソード9でなぜ号泣したのか?

こんばんは、スター・ウォーズファントム・メナスのセブルバのポッドの音が好きな魚の精巣です。

 

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けが公開されていますね。

僕も見に行きましたよ……正直、怖かったけど……。

 

 

結果から言うと号泣しました。ええ……泣きましたとも……。

 

チューバッカとミレニアム・ファルコンで泣きました。

 

チューバッカでウルウル来ちゃって「あれ? なんかコレ……やばい?」って思ってたら、ミレニアム・ファルコンで「ウグッフ!! ヴヴヴヴヴヴヴ……!」って上映中に泣いてました。

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マモレナカッタ……(コンビニのから揚げ)

世は正に大量消費時代、資本主義はあの手この手で僕ら消費者に商品を買わせようとしてくる

 

だが、そんな誘惑には負けてはいけない

 

今日もコンビニへ行く。コンビニ……あぁ、欲望の“るつぼ”である。

 

だが今日はウーロン茶だけ買って帰る予定なのだ。飲み物コーナーから1番安い100円のウーロン茶を取ってレジへ……他のものに目を奪われてはいけない。

 

……でもちょっとだけ、ちょっとだけレジ前の惣菜コーナーだけ見てみるか……見るだけならタダだしな、うん。

 

おぉ、美味そうな揚げ物がたくさん並んでいるではないか……ジュルリ……

 

おっとイカイカン。ダメダメ。こういうところで買うからどんどん太っていくのだ。

ウーロン茶のみ

ウーロン茶のみ

 

ウーむむっ! な……なんてこった!

 

から揚げが半額じゃないか! は……半額か!?

 

そうか、揚げられてからけっこう時間が経ってるんだな……なるほどねぇ〜、確かにちょっとふやけてるっぽいし、美味しそうかといえばちょっと微妙だなぁ……。

 

…………

 

……かわいそうに

 

このままこの子は廃棄行きだろう、わざわざ半額という売れ残りのレッテルを貼られて、もう誰も買ってくれないだろうな。

 

でもこの子は廃棄されるために揚げられたんじゃないんだよな……

 

この子も、人間に見捨てられたという点では、殺処分を待つ保健所の犬や猫と同じだ。

 

まぁから揚げだからもう死んでるけど……でも同じなんだよ。

 

生きているものだけじゃなくて、死んでいるものにも誰かが手を差し伸べてもいいんじゃないか?

 

「救ってやるか」

 

日本にはモッタイナイ(MOTTAINAI)という言葉がある。

 

そう、これは善意なのだ。

 

食欲ではない。

 

ウーロン茶に合うとか考えてない。

 

「良かったな〜お前、今日からうちの血肉となるのだぞ?」

 

とか考えながらレジに持って行ったら

 

「ア〜スミマセ〜ン、コレ、売レナイデス」

 

って外国人店員に言われた。

 

なん……だと……?

 

「スミマセ〜ン、ショミキゲン? キレテマス」

 

そんな……賞味期限が切れている……だと?

 

から揚げは既に死んでいたのだ。まぁから揚げだから最初から死んでるんだけど……

 

そして僕が「あっ、あっ、」ってうろたえている間に店員さんはささっとから揚げを店の奥に持っていってしまった。

 

そ、そんな……

 

マモレナカッタ……

 

この気持ちはなんだろう? 食欲を満たされない気持ち? いや、違う。これは無力感だ……

 

こういう時ってどうすればいいのだ?「賞味期限切れててもいいんで下さい!」とか言っちゃっていいのか? でもそれって店側からしたらすごく迷惑じゃないか?

 

あぁ、まただ。こうやってマゴマゴしている間に世界に置いていかれる。

 

「スミマセンデシタ〜。他ノ商品オモチシマスカ?」

 

代わりなんて意味がない。僕はあの子を救いたかったのだ。

 

あの子を救いたかったこの無力感は他のから揚げでは満たされないのだ……

 

「あっいやっ大丈夫です! あっじゃあ〜〜これを!」

 

なんかよく分かんなくなってレジ前のガム買った。

会社のパスワード忘れた話

1.トイレへウンコしに行く

2.自分のデスクに戻る

3.適当にキーを押してロック画面を表示する

4.パスワードを入力

5.「パスワードが違います」と出る

6.あれ? あっ間違えた?

4.パスワードを入力

5.「パスワードが違います」と出る

7.なにが起きているんだ?

8.NumLockキーやCapsLockキーを確認する。すごく初歩的なことだけど意外とよくやってしまうミスである

9.入力キーの設定は問題なさそう

4.パスワードを入力

5.「パスワードが違います」と出る

10.……まさか……ハッキングか?

11.いやいや、そんな馬鹿な。どうせ打ち間違いだろう。ゆっくり確認しながら打とう

12.え~と、〇、〇、……

13.あれ? なんだったっけ? あれ? あれれ??

14.えっ自分のパスワード分かんない……!?

15.ロック画面のパスワードなんて1日に10回以上は打ち込んでいるであろうパスワードである。定期的に変えるので、そのたびに覚えなおす必要があるが、すぐに体が覚えて反射的に入力できるようになる

16.そしてなんと僕は体に覚えさせたパスワードを頭で忘れていた

14.えっ自分のパスワード分かんない……!?

17.これ、自分、頭ヤバイんじゃないのか……?

18.とりあえずロックが解除できない。解除できないと本当に何もできないのでなんとかしなければならない

19.方法が無いことはない。会社のシステム管理者に言って、自分のアカウントのパスワードを初期化してもらえばいい。でも恥ずかしい。「すみません……自分のPCのパスワードが分かんなくなって……」って言いに行くのめっちゃ恥ずかしい。中学校の情報の授業か?

20.僕は自分のデスクをあさり始めた。

21.入社した時に貰う社員情報がまとめられた書類を探すためだ。そこに最初のパスワードが記載してあり、定期的な変更時にその横に新しいパスワードをメモしておくことにしておいたはずなのだ。

22.もちろんこの書類は社外秘のやつだ

23.ガサガサ……ガサガサ……

24.発見。ちゃんとパスワードもメモしてある

25.えらい自分!

26.勝ったな……

27.メモを見た瞬間、そのパスワードをなんで忘れていたのかも分からないほどあっさり思い出した

28.だが、一応メモを見ながら丁寧に打ち込む

12.え~と、〇、〇、……

4.パスワードを入力

5.「パスワードが違います」と出る

29.そんな……バカなッ!!

10.……まさか……ハッキングか?

30.本当にハッキングだとすると社内サーバーのセキュリティを外から突破されたか、誰かが会社に侵入してパスワードを盗んだことになる。

31.嘘だろ、なんてこった。とうとう洒落にならない事態になってきたぞ……というか僕がやらかしたのか……?

32.もう1度

33.もう1度だけやってダメだったら管理者に報告しに行こう……

4.パスワードを入力

34.デスクトップが開く

35.普通に入れるじゃんッ!!

36.えっなに!? なんで!? なんで入れなかったんだよ!! 焦ったわ〜! めちゃくちゃ焦ったわ!!

37.どうやら、メモを見ながら打って、キー入力を間違えていただけらしい……えぇ……

17.これ、自分、頭ヤバイんじゃないのか……?

38.と、とにかく何事も無くて良かった。

39.やはりセキュリティを意識して定期的にパスワードを変えるのはいいけど、こういうことが起きたらなにも出来ないし、セキュリティとは難しいものだな。と強く思った。

40.いやしかし、業務に関係のないところで神経を使ってしまったな……よし、やるか!

1.トイレへウンコしに行く

タイの紅茶とあの日のトラウマ

会社の人がちょくちょく家から差し入れを持ってきてくれます。

 

人から貰ったお土産とかお中元で自分の家では余ってしまうものを持ってきてくれるのですが、たいていはお菓子とかです。

特に海外旅行のお土産が多いので、なんだか得体のしれないお菓子とかを食わされることになります。というか得体がしれないから家で食べないんでしょうね、多分。

 

ある日の差し入れはタイのお土産でした。

「〇〇君、紅茶とか飲む?」

タイの紅茶のティーパックを大量に貰ったそうです。なんで海外のお土産って業務用みたいな量が多いんでしょうね。

 

正直……紅茶かぁ〜〜ってなっちゃいました。

 

というのも、僕は種類によっては飲めない紅茶があるんですね。

紅茶って2種類あるじゃないですか、ウーロン茶みたいな中国っぽい紅茶とレモンやカモミールティーみたいなイギリスっぽい紅茶が。僕はイギリスっぽい紅茶にトラウマがあって飲めないんですよ。

 

小学校低学年の秋ぐらいだったんですけど、姉がペットボトルのブレンド茶をくれたんですね、そのお茶を飲んだんですね、そしたら何故かイギリスっぽい紅茶の味がしたんですよ。

「あれ? 明らかに味が紅茶だぞ……?」と当時の僕はすぐに異変に気付いたんですが、なにせとても喉が渇いていたので「まぁいっか」くらいの気持ちで半分くらい一気に飲んだんですね。

そしたら姉から「なに飲んでんの?www」とか言われて「はぁ?」って困惑してたら、実はそのペットボトルのお茶が腐ってたことをそのタイミングで教えられたんですよ。ず~っと家の納屋に”常温で”置いてあったペットボトルで、底の方に紫色のマリモみたいなカビがゆらゆら揺れてたらしいんですね。

そんなものを人に飲ませるなよ、悪魔か??

しかもペットボトルの底を眺めて「減ってる~!!www」ってめっちゃ喜んでるんですよ。紫色のマリモみたいなカビが半分くらいに減っていたらしく、これ、つまり僕がマリモを直接ゴクゴク摂取しちゃってるんですよ。その様子を見て喜ぶなよ。もう、サイコパスか?? と……。

親に言ったら大騒ぎですよ、すぐに胃薬のんで安静にしたけど次の日は腹痛で死にそうになったんですよ。もう本当に……。

 

ともあれ、その時の腐ったお茶の味がたまたまイギリスっぽい紅茶に近かったということで、僕の体はもうイギリスっぽい紅茶を全く受け付けなくなってしまったんです。「え~紅茶おいしいのにもったいない!」とかそういうことを言われた経験もありますが、そういうことじゃねぇ! あれは俺にとっては毒なんだ!!

 

とはいえ前述したように中国っぽい紅茶は飲める、むしろ好きなくらいです。

日常的に遭遇する機会が多くて具体的に飲めないのは、リプトン、午後ティー、ものによってかなり変わるけどミルクティー、セブンのアールグレイジャスミンティーは飲める)、あと食べ物だけど紅茶クッキーもダメ。

それ以外だったら割と大丈夫です。ただやっぱり、飲んでみないと大丈夫か分からないので、飲んじゃった後に「あっ無理!」となることは結構あります。

 

最近気づいたんですが、ガルパンに出てくる聖グロリアーナ女学院の生徒の名前になってる紅茶がだいたい無理です(ダージリンとかアールグレイとか)。聖グロは僕にとって天敵です。

 

さて、会社の人からもらったタイの紅茶なんですが、飲めるのか飲めないのか、正直まったく分からんです。

 

いや〜〜えぇ……タイぃ?

タイの紅茶って何よ?

 

タイの紅茶って聞いたことないですよ。いよいよなんでそんなお土産を会社の人は貰ってるんでしょうね、もっとタイっぽいお土産いっぱいあるでしょ、パクチーとか(知らんけど)

 

ティーパックの見た目、匂い的には完全にウーロン茶です。

いけるか? と思いお湯に浸してみたらやはりウーロン茶……と思いきやなんかピンク色の膜みたいなものが茶色のお茶の液面に張られる。えっ!? なんかピンクなんですけど! タイの紅茶ピンク色なんですけど!!?

 

エキゾチックかよ!?

 

思い出されるのは忌まわしき小学校低学年の記憶です。あの低層でゆらゆら揺れる紫色のマリモ、今回はピンクだけど……これヤバイのでは?

 

「これ、飲んで大丈夫ですよね?」

「大丈夫、飲んでるよ〜」

差し入れくれた会社の人は普通に飲んでます。

 

あっ、大丈夫なんだ……じ、じゃあ飲むか……。

 

ちょっと飲む。

 

あっ! 聖グロリアーナ女学院!!

聖グロだこれ! タイの紅茶聖グロだ!!

 

アウト〜〜!!!

 

「すみません、これ僕飲めないタイプだったんで、代わりに飲みません?」

 

タイの紅茶はイギリスっぽい紅茶でした。そして僕はその日の仕事をちょっと調子悪く過ごしたことは言うまでもありません。

 

こんな格言を知ってる?「美味とは食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである」

 

以上、ある日の話でした。