久しぶりのブログ更新ですが夢の話です。
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野外で授業があるので学校の中庭へ向かう。
木の上でカラスがムクドリの巣を荒らしている。ムクドリはカラスにけたたましい叫び声を浴びせるだけで何もできない。
戦争があったから、動物がたくさん死んだらしいという話を周りの誰かがやっている。
中庭には、色んな動物の死体がうず高く積まれていた。
種類ごとに綺麗に分類されて中庭を囲むように積まれている死体たちは、全て頭を中央に向けて並べられていた。
一番多いネズミの死体は、青白かったが、ところどころに腐敗が進んでいるような黒ずんだ色の死体もある。
他にはウサギの死体、イヌの死体、ネコの死体、ウマの死体、ペリカン・ハト・大きな鳥の死体、トウモロコシの死体(トウモロコシの死体?)、ゾウの死体というように積まれている。
どの死体も青白くて、その蒼白な顔を中庭の内側に立つ僕の方へ向けていた。
夢の中の僕は、怖いとか、そんな風には思わない。
中庭の木は葉が落ちて、鮮やかな茶色の落ち葉になっていたから、死体たちの色と落ち葉の色は僕に秋を思わせた。
僕は死体の群れの横を通り過ぎて、野外での授業に必要なイスを取りに行かなければならない。
死体たちは僕の身長くらいまで積まれているから、一番下の死体は潰れて息苦しそうだった。
死体、死体、死体死体死体。
こんなに死体があって、腐ってそうなものもあるのに、腐敗臭はしない。少し変なミントのような臭いはする。
「これが死臭か、死臭と腐臭は違うんだな」
と夢の中の僕は思う。実際はどちらも嗅いだことはない。
生徒みんなでイスを中庭に出して授業を受ける。
この前のテストの結果を返してもらう。僕の点数が一番低かったらしい。
「君は文章を書くんだからちゃんと書けるはずだろう? どうした、気が抜けて油断でもしたのか?」と先生に励ましを言われる。
僕は惨めな気持ちになった。
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っていう夢。