こんばんは、酔った勢いで文章を書くことにした魚の精巣です。
今僕は氷にウイスキーを入れてサイダーで割ったのみものことハイボールを飲んでいますウヘヘ。
— 魚の精巣 (@shirako_dayo) 2017年8月28日
自分で作ったハイボールは全然おいしくなかったのですが、僕はハイボール、というかウイスキー自体はけっこう好きなお酒です。
ウイスキーは度数が高く、味の良さもよくわからないお酒ですが、実は使い勝手がいいお酒だと思っています。僕はここに「ウイスキーは僕らの味方説」を提唱していきたい。
基本的に酒の席が苦手な人、共感してほしい。
キミは大学のコンパにやってきた
という状況を思い浮かべていただきたい。
大学のコンパのような大人数での飲み会はとにかく盛り上がることに重点が置かれがちになる。
男は1杯目にビールでほぼ決められる。いちいち注文を決めてもらうのが面倒だからもうビールでいいだろ? の精神だ。「私、カシスオレンジ~」とか言ってる女子には「女子かよ~!」というツッコミがどこからか入る。根が暗いキミにとってはすでにノリがキツイ。
だがまだ1杯目のビールも来ていない。ここは耐えてほしい、ウイスキーが助けてくれるのはまだまだ先だ。
飲み物が来てカンパイの音頭をとり、コンパが始まる。
キミは盛り上げ係だろうか? ツッコミ係だろうか? かいがいしく料理の注文をする世話焼き係だろうか? もしくはテーブルの隅っこでひたすら残飯を処理する係かもしれない。
いずれにしてもキミは「あまり酔ってバカを見たくないタイプ」であるという前提で話を進めていく。バカになりたいならここで度数の高いカクテルか何かをガブガブ飲んでおけばいい。「○○っち今日全然飲んでなくなぁ~い??」とか言っておけば適当に楽しめるだろう。
さぁ、2杯目に何を飲むか
ここからが運命の分かれ道だ! ここでビールを攻め続けてもいい、度数の薄いカクテルでごまかすのもいい、しかし間違ってもカシス系を頼んではいけない、先ほどの「女子かよ~!」が今度はキミに飛んでくるからだ。このカシス系をきっかけに「飲んでなくない?系」のグループに目を付けられたらたまったものではない。
日本酒に行くのも得策ではない。日本酒は飲みやすさが祟ってつい飲みすぎてしまうからだ。大人数のなか、小数人で集まってお猪口を飲み交わすのは楽しいが、早期に酔いつぶれやすいリスクを考えるとやはり賢いとは言い難い。日本人は基本的に下戸の民族ということを忘れてはいけないのである。
じゃあ焼酎は? と思ったことだろう。焼酎も実はgoodだ。詳しくはウイスキーのところで述べるが、焼酎もロックにすることで長く場を誤魔化せる。しかし焼酎には欠点もある。それは大抵の場合無色透明で、お冷と区別がつかないところだ!
キミは「お冷詐欺」を知っているはずだ。焼酎の水割りをお冷と偽って飲ませるアレだ。ここまで言えば、2杯目に焼酎を選択するリスクは分かっていただけると思う。
やはり無難なのはビールだが、ビールにはだんだん美味しさが薄れていくという欠点がある。ビールが大好きな人は良いかもしれないが、僕の場合はビールがあまり好きではなかった……それゆえにたどり着いたのがウイスキーである!
ウイスキーさえ頼んでおけば、なにも言われない
カクテルを頼めば女扱いされ、焼酎では詐欺行為に遭い、日本酒なら酒豪仲間が集まってしまう。ワインなんて飲んだ日には、便所でピンクのゲロだ。
ここでウイスキー(ハイボール含む)について考える。度数の高さから女扱いされたり、茶色なのでだまされることはなく、お猪口を使ってみんなで飲まない。さらにワインと違って氷を入れることができるので、度数の調整がきく!
1番マイペースに飲めるお酒、それがウイスキー系なのである!
さらにおすすめするならウイスキーのロックである。「ウイスキーロックで」と言うと、周囲の人たちは「あいつは度数が高い酒のんでるな」と感じるが、実は氷が解けてしまえばそれほど度数は高くない。どうしてもキツイならお冷を上から足せばいい。
このように、「ウイスキーを頼んでいる人」というレッテルを自分に貼ることで、ある程度「飲んでなくない?系」の圧力から逃れることができるのだ。肝心なのは、あまり酔ってバカを見ないために、周囲を誤魔化しつつ、ひとつのグラスを長く持ち続けることなのだ。
こうしてキミは無事コンパの一次会を乗り切ることができた。さぁ、次の二次会ではどのように振る舞うべきだろうか? 眠くなったので寝ます。
以上、酔った勢いでした。