初夢ではないんだけれど、やっとちゃんと覚えている夢が出てきたのでそれの話です。夢です。
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旅館の自分の部屋でご飯を食べていた僕は何か物足りなくなって旅館の売店で軽食を買うことにした。レジで着物の人に「〇〇円になります」と言われて小銭を探すとちょうど良い感じで100円がいっぱいあったので出したところ、その100円達の中に300円硬貨がいくらか混じっていた。300円硬貨というのはどうにも使いにくいよな、銀色で100円硬貨よりもちょっと大きいだけだから小銭入れの中でよく分からなくなるよな、と思った。
僕と旅館の人は何枚300円硬貨が必要か、その場で計算を始めた。僕は自分のノートを広げてそこに「え〜300円が2枚で100円が2枚で」といった感じで書いていく。そうしていたら僕の横にいた人が「これは何ですか？」と聞いてくる。知らない人だ。その人は僕が計算を書き込んでいる隣のページの表を見ている。そこには僕が趣味で作った暗号表が1ページびっしりと書いてある。
「え〜と、暗号表ですね……」「えっ暗号ですか！？」
暗号表といっても子供の遊び程度のものである。これは音階とアルファベットを対応させたものだ、ドだったらA、レだったらB、一周回ってまたドが来たらHになる、ただの単純な音階とアルファベットの対応表なのに「暗号だ」などと言ってしまったので、この人に“あらぬ誤解”を与えてしまったらしい。違うんです、僕はマジで痛々しいだけの人なんです……最近見たテレビでそういうシーンがあったから思いつきで書いただけなんです……。この恥ずかしい状況はどうすればいいのだろう。
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起きた。
