こんばんは、新幹線の乗り方がイマイチちょっと分かってない魚の精巣です。
今日は自分が最近使っている交通系アプリについての感想を書いていこうと思います。
このアプリ、一長一短がデカいな~と思っているのですが、調べると使用した感想について言及しているサイトがあまり無かったので、じゃあ自分が書いちゃえ! ということで書いていきます。
なお、あくまで僕が個人的に使った感想という、ごく限られた状況による感想になってしまうので、参考になるかはちょっと怪しいところがあるということを踏まえていただけばと思います……あくまで”感想”ですんで……。
福岡~熊本間の交通事情にちょっと触れてみる
僕は今福岡に住んでいるのですが、出身が熊本なので、正月やお盆は熊本に帰省します。他にも友達と会ったりバアさんが倒れたりした時にも熊本に戻るので、なんだかんだ月に1回は戻っています。
んで、帰省手段はもっぱら高速バスです。
高速バスのいいところは安いところですね、福岡~熊本間は定価で片道2,060円(税込)です。新幹線だとだいたい2倍くらいかかります。
逆に悪いところは時間がかかるところですね、福岡~熊本間の移動時間は高速バスだと2時間半くらい、新幹線だと40分くらいなので、だいたい4倍くらい時間がかかります。
ようは金額を取るか時間を取るかの違いですね。
あと、熊本は新幹線の停まる駅前から市街地へのアクセスが微妙なので、市街地のど真ん中で停まる高速バスの方がちょっと便利というローカル事情もあったりします。
限界までバス代を削りたいのが人の性
今回のブログ、この福岡~熊本間を運航する高速バス「ひのくに号」の話しかしません。
「えぇ~いくらなんでも内容が限定的じゃね?」とか思うかもしれませんが、まぁちょっとアプリの話をするまで待ってください。
んで、ここからが本題です。
安い手段を取る以上、どこまでも安くしたい。
福岡~熊本間の「ひのくに号」は、先ほど述べたように定価は1枚2,060円ですが、券売機やチケット売り場で4枚つづり券を買うと、4枚で7,400円になります(1枚あたり1,850円)。
これで210円お得になります。
もちろん定期券の方がお得ですけれど、有効期限1ヶ月で46,280円なので、高頻度で利用する人じゃないと厳しいです。
あと、金券ショップで買うともう少し安くなったり、逆に1枚1,900円になって高くなったりします。ここらへんは店舗によって差があるみたいです。
閑話休題。とにかく4枚7400円。これが回数券の値段とします。
んでんで、「バスもり!」というアプリがあるんですよ。
キミは「バスもり!」を知ってるか!?
お待たせしました。交通系アプリの話です。
実は「バスもり!」というアプリが世にリリースしてあります。
(「バスもり!」のAppStoreへのリンクです)
トップのレイアウトがなんか安っぽいですね。
このアプリ、高速バスの回数券がクレジットカードやコンビニ決済で購入できるものなんですが、値段が安い。
ひのくに号4枚7,000円ですよ。う~ん、最安値。
いちいち券売機で券を買わなくていいからめっちゃ便利だし、スマホを落とさない限り無くすことはないので安心です(たまにバスの中でスマホ落としそうになるけど……)。
得体の知れないアプリとか入れたくない気持ちもあるんですが、いちおう西鉄グループで公式に広報してあるアプリなので、まぁ大丈夫でしょう。
http://www.nishitetsu.co.jp/release/2017/17_240.pdf
(西鉄のお知らせPDF)
僕の場合はひのくに号の回数券でしか使う機会がないので、ちょっと詳細までは分からないんですが、対応している範囲は九州だけではなく全国規模のようです。
ただし、非対応のバス会社などもあるかと思いますので、使用の際はチケットが対応しているかをちゃんと調べた方がいいですね。
とにかく、紙のチケットを買う場合と比べると、いちいち買いに行く手間が省けるし、ちょっと安いので良い感じです。
とくに買いに行く手間がなくなるのがいい。高速バスのチケットで一番面倒くさいのって買いに行くときですからね……。クレジットカードの登録機能を使ってしまえば、あとは購入履歴からポンポンッっと電子決済ですわ。楽だ~。
買うまでは楽だが……
ここまでは褒めてますが、ここから「バスもり!」のダメなところを追及していきます。
まず……通知がウザい。
インストールした瞬間、アプリに関する情報が50個くらい通知されます。内容はだいたいどれも「バスもり!」の全国情報に関するものです、九州に住んでて北海道とか関東のバス情報を通知されても困る。その情報いらねぇよ!
福岡に住んでて「富山ぶりかにバス」の情報とか活用しようがない。
そして……動作が重い。
なんか動作が重いんですよ……メニュー間を移動するときに体感3.0秒くらい読み込み時間がかかります。
「3秒くらい気にするなよ」って思うかもしれないんですけど、3秒って思ったより長いんですよ。読み込み時間が3秒もかかっちゃうと、使用者はストレスを感じるというのはよく聞く話だったりします。というわけで重い。
そして……使いづらい。
買うまでは楽なんですよ、買うまでは……。問題はいざ使うときです。
- チケットを選択して、スライドして”もぎる”。カメラが起動する。
- 運賃箱のところにQRコードがあるので、カメラで読み取る
- チケット払い完了の画面を運転手に見せる
という工程が必要なんですけど、これの「2. 運賃箱のところにQRコードがあるので、カメラで読み取る」にはコードを読み取る時間が”1呼吸半くらい”かかります。
ICカードならタッチの一瞬で済むはずが、1呼吸半となるとタッチの時よりも多分3倍くらい時間がかかっており、この時間、けっこう面倒くさい。降車する人の流れをブチ切ってしまいます。
降車にもたついて後ろの人に迷惑をかけたくないので、いつも僕は「バスもり!」を使うときはなるべく最後の方に降りるようにわざわざ配慮をしちゃってます。もっとスムーズに払えるようになればいいのに……。
総評すると
「回数券を買う手間が無くなる上に安い。でもアプリ自体の使い勝手が悪い」
って感じです……。
でもアプリの使い勝手に目をつぶれば、高速バスを愛する貧乏人にとって安く回数券を買えるのはありがたい限りです。やっぱり大事なのは金なんですよ。アプリのUIとか金に比べたらどうでもいい。
僕みたいに高速バスで帰省することが多い人や、就活で使う人にはオススメです。もちろんアプリに対応してるのは必須ですが。
以上、「バスもり!」のレビューというか感想でした。
ところで、天神バスターミナルからバスに乗るときは、男子トイレと女子トイレの場所ってなんであんなに離れているんでしょうね。