魚の感想

twitterの外付けの感想置き場として使っています。

「トランスフォーマー/最後の騎士王」の感想

こんにちは、ビーストウォーズ世代の魚の精巣です。

せっかく観に行ってきたんで、感想書いていきますよ。どうしてもネタバレ有りになっちゃったんで、楽しみにしている人は読まないでくださいね。

 


『トランスフォーマー/最後の騎士王』日本版 本予告

 

 

今回も色んな意味でトランスフォーマー節が炸裂だ!!

ド派手なアクション!

ごちゃごちゃしたVFX

爆発! 銃撃戦!

雑なストーリー!

妙な小芝居! ギャグ!

地球がヤバイ!!

これぞまさにトランスフォーマーこれこれ、こういうのが見たかったんだよ!

 

アクションと映像にステータス全振りして、マイケル・ベイのセンスでコーティングしたこの感じ。やはりカッコイイ!

 

見せ方が上手い。映像がカッコよすぎて、僕は鑑賞中3回鳥肌が立ちました。

終わったあと、久しぶりに爆音で耳がキンキン痛くなりました。

 

家に帰ったらドッと疲れが出て、昨日は爆睡……

僕にとっては充実の映画体験でした。

 

オプティマスは今回ほぼ良いところ無し

(だいたい当たった)

 

ちょっと内容の話もします。

予告では「オプティマス・プライムが人類を滅ぼす!?」みたいな感じなんですが、もちろん滅ぼしません。あっさりと洗脳が解けます。そりゃそうですよね、本当にオプティマスが敵になったら子供泣きますもん。

でも、洗脳が解けるきっかけがものすごく些細だったので、その点は「おいおい! そんなんでいいのかよ!?」とツッコんでしまいました(笑)。

 

洗脳が解けたオプティマスはそのあと一緒に戦うんですが、戦闘の最中にどこかに消えて、ピンチになったら出てくるという「イイとこ取り」をします。

そして最後はデカい顔でカッコイイこと言って映画を締めます。

 

アンタは今回デカい顔しちゃダメだろ!!

 

主人公のケイドとバンブルビーが大活躍

オプティマスの代わりに、「ロストエイジ」から主人公のケイドと、バンブルビーが大活躍でした。特にケイドがカッコよかった!! ケイドは今どきの主人公には珍しいくらい純真で青臭く、少年マンガみたいなオッサンなんですが、ちゃんといい仕事するんですよね。

前主人公のサムは最後にいい仕事する人だったんですが、ケイドは最初から最後までいい仕事をするので、トランスフォーマーにありがちな「人間の足手まとい感」が今作は全くありませんでした。

 

もうケイドがオートボットを指揮すればいいのに。

 

 

メガトロン様はやっぱり最高

前作で人間の手によりトラック姿で復活したメガトロン様ですが、なんとあのゴツイ戦闘機姿で復活されておりました! (前作の設定が色々死んでおりましたが、ツッコミません)

一瞬で戦闘機に変身して飛び去って行く姿、最高でしたね。ただ惜しむらくは、今作ではラスボスじゃなかったので、最後の活躍は微妙だったことですね。次回作ではラスボスに返り咲くことを期待します。

 

あと、個人的にツボだったのはメガトロン様と弁護士の交渉シーンで、メガトロン様はディセプティコンの部下を釈放するように迫るのですが、

 

メガトロン「『バーサーカー』を出せ!」

弁護士「アイツだけは絶対に無理だ!!」

メガトロン「じゃあ代わりに……」

 

って感じであっさり折れるところがちょっと可愛かったです。

 

ド派手なドンパチ映画が見たいならトランスフォーマーだ!!

まとめるとコレに尽きます。

ストーリーなんて気にしなくていいし、他作品との世界観の共有(マーベル作品みたいな)も無いので、とにかくハードルが低いです。僕は2Dで観たのですが、それこそ4DXで観た方が楽しめたかもなぁと思いました。

公開初日の夜に見に行った感じだと客層は、カップル、男グループ、夫婦、男1人といったところでした。子供が少なかったのは単純にレイトショーだったからだと思います。ギャグシーンで普通に笑いが起こっていたので、なんかビックリしました(笑)。

 

スクリーンでドンパチ映画を見て爆音で耳を傷めたい方にオススメしたいです。

 

以上、感想でした。